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「世界一脚の数が多い生き物:イラクメ・プレニペス」

ヤスデはもともと脚の数が多い生き物です。
しかし脚の数世界一のイラクメ級になると桁が違います。

記録に残る脚の数 1個体で最大750本!!

イラクメの雌でも体長は3cmちょっとであることを考えると、1cmにつき脚が250本ついていることになります。
非常に高い骨密度ならぬ脚密度。
身長170cmの人間なら42500本も脚がああぁぁぁぁ...

イラクメ・プレニペス Illacme plenipes
イラクメ・プレニペス(natureより転載)
(c)をみて鳥肌が立ちました。

なぜヤスデの脚は多くなるのでしょうか。
体の構造を見てみると、頭に近い前の3節には1節につき1対(=計6本)、それより後ろの節には1節につき2対(=体節×4本)の脚があります。

そこから導かれるヤスデの公式:
脚の数=基本の脚6本+(体節の数-3)×4本

おそらく世界初となる、ヤスデの脚の数を導き出す公式です。早速これを活用して最多脚数を誇るイラクメの体節数を計算すると、1匹で189個もの体節を持っていたことになります。

書いてるだけで背筋を何かが這いずり回ってるような感じが...

ヤスデは進化の過程や分類等にまだ不明な点がいっぱいあります。おそらく節足動物が苦手という人が多くて、研究が進まないのではないでしょうか。

ちなみにこのイラクメ・プレニペスは80年ほど発見の記録が途絶えていました。
で、今回ようやく新しい個体が見つかったわけです。

新しく見つかった中で最大だったのが体長33mm、脚の数666本の雌でした。

せっかくなので電子顕微鏡で拡大して調べたところ、背部には無数の毛が生えていて、その毛からはシルク様の物質が分泌されていたそうです。このシルク様物質も何なのかは不明。(写真(d)参照)

ヤスデは無口でおとなしい生き物です。噛み付きはしません。
もしつぎ見かけたら、やさしく見守ってあげてください。

ちなみに、日本最大のヤスデはヤエヤママルヤスデで7cm。
世界最大のタンザニアオオヤスデは最大30cmほどになります。
(ムシが苦手な人注意!)
↓ヤエヤママルヤスデ↓
ヤエヤママルヤスデ
↓タンザニアオオヤスデ↓
タンザニアオオヤスデ

こんなのが「ルームシェアしよ」とか言ってきたら、どうしたらいいんでしょうか。
いまから心配でなりません。


追記:英語でムカデは「centipede(centi=100、pede=脚)」。日本語表記「百足」と同じです。一方ヤスデは「millipede(milli=100万)」。日本語で表すと「百万脚」になります。

↓脚の数だけクリック↓
e_02.gif 

関連項目:
>>脚のない鳥
>>アノマロカリス
>>トゲアリトゲナシトゲトゲ
>>大きすぎて絶対に書き表せない数
>>世界最長の生き物
>>LUCA
>>ペンギン将棋倒し
>>プチプチをつぶす心理
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