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「危険すぎるため禁止されていた競技」

もうすぐ夏です。
アウトドアスポーツが気持ちいい季節です。
今年の夏も部活(と一部恋愛)日和になりそうですね。

前回野球やゴルフでは『王子~!!』とか騒がれちゃってうらやま~と書きました。こんなことでやきもちを焼いているのは、私が非常にマイナーなスポーツをやってるせいです。

皆さんは水球という競技をご存知でしょうか。
簡単に言うと「水中でハンドボールをサッカーのルールでやる」感じのスポーツです。
ただしこれは陸上(おか)にいる人たちからの見方であって、私たちからみれば「ハンドボールが陸でやる水球」なのです。(ほとんどの人はそう思ってくれませんが)

強豪国セルビアの水球
水球

名前を聞いたことはあっても、実際に目にした人は少ない。
日本では日の当たることの少ないツチノコ的ポジションのスポーツです。
なので今日は水球の魅力について少しだけお話したいと思います。

水球の歴史は古く、19世紀半ばのイングランドにまで遡ります。当時のイギリスでは産業革命も終わり、生活が豊かになりつつありました。そのため各地にプールが開設されていき、そこを拠点に水泳クラブが数多く創設されていきます。
当時見世物としてさまざまな水上イベントが行われ、特に競走馬の名前をつけた樽にまたがってレースをする「ウォーター・ダービー」などが人気となりました。そのうち馬上でボールを扱うポロのルールが加わって水上ポロがうまれ、さらに当時から全イングランドで人気だったフットボールの要素が加わって水球=Water Poloが成立したといわれています。

水球とサッカーには多くの共通点があります。
ファール・退場のルール、シューターがクロスにあわせる得点方法、選手のポジションと役割などです。しかし最も大きく違う点は「水中か陸上か」です。

水球において選手の体の大半は水の中です。そのためほとんどの反則が審判からは見えず、掴んだり蹴ったり沈めたりのプレーが日常的に行われるようになります。
水中の格闘技」と呼ばれる所以です。

イギリスで生まれた水球は19世紀末にはアメリカにも伝わり、大変な人気を博します。しかしプレーがあまりにも暴力的で、試合のたびに大量の怪我人や失神者が続出するようになったため、1908年に全米体育協会が水球競技を禁止スポーツに指定してしまいます。

なにしたって見えないから、好き勝手やりますよね。実際私も鼻を折られたりじん帯を断裂したりと、怪我には泣かされました。私自身のプレーもかなり凶悪なので知られていますが。

ヨーロッパの強豪・ギネスWPC
水球2

ヨーロッパの主要国には必ずプロリーグがあり、アメリカでは「キング・オブ・スポーツ」とまで呼ばれるほどの人気スポーツです。しかし残念ながら日本ではほとんど普及していません。やはりスポーツとしては荒すぎるプレーが問題なのでしょうか。慣れればそれも水球の醍醐味なのですが。

明日からいよいよ関西のオープン戦がはじまり、来週からリーグ戦が開幕します。今年も水球(と一部恋愛)の季節がやってきました。
勉強の息抜きとしてやるにはハードすぎる水球ですが、なんとか両立していこうと思っています。どっちも甘くないことはわかっています。でも一度魅力に触れたらやめられなくなるのが水球です。
もしどこかで水球について耳にすることがあったら、遠くから応援してやってください。


追記:スラム〇ンクでバスケに人気が出たように、水球漫画ってでないでしょうか。ミュージシャン吉川晃司も元水球選手なので、なんとかならないもんでしょうか。

関連項目:
>>芝刈り機レース
>>水の器
>>南極
>>暑い話
>>焼肉のタレが自販機
>>ルルドの泉
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