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いよいよ夏本番です。今週に入って大阪でもセミが鳴き始めました。

日本の夏は高温多湿と相場が決まっています。
日本人をやって二十余年の私でも、いまだに夏の暑さには嫌気が差します(そして冬は冬でまた寒い)。地球温暖化の影響が続いているのかどうかは分かりませんが、昔の人たちも茹だるような夏の暑さに悩まされていたのは同じなようです。

かの兼好法師も「徒然草」のなかで、「家の造りようは、夏をむねとすべし」と述べています。夏を基準に家を建てれば冬は寒かったはずですが、京都出身の兼好法師はひたすら夏の暑さを嫌っていたようです。

これほど暑苦しいものは無いだろう、という戯れ歌を1つ。

「西日射す九尺二間に太っちょう背で子が泣く飯が焦げつく」

九尺二間(くじゃくにげん)…間口が9尺(約2.7m)、奥行き2間(約3.6m)の棟割長屋
背(せな)…おんぶ

西日が当たる裏長屋で子守をしながら夕飯を作る太った母親。六畳という空間に熱い「まま」が2つもあったらたまらない、といったところでしょうか。

このまま地球温暖化が進行すれば、気温27℃以上の夜が20世紀末の3倍に増える、と国立環境研究所が発表しました。気温35℃以上の昼間も50%増しだそうです。
エアコン嫌いな私はここ数年間全手動空調機(うちわ)で頑張っています。自分のエコさ加減を自慢する気はありません。でもこれ以上温暖化が進行するなら、私のようなアナログ人間と、ふくよかな体型をした御大尽達が真っ先にやられるのだろうな、と思っています。

アメリカでは肥満人口の増加が社会問題となっています。北朝鮮、イラク、イランが「悪の枢軸(Axis of evil)」なら、さしずめ自分達は「デブの帝国(Fat land、Empire of the fat)」だ、と名乗るほどの肥満大国です。

アメリカ国防総省は先日、「地球温暖化はテロ以上の脅威である」と発表しました。
率先して地球温暖化対策に取り組まないと、一番痛い目に会うのは彼らではないでしょうか。京都議定書から離脱している場合じゃないと思うのですが。


暑い話ばかり続いたので、ここで涼しい歌を。

「庭に水新し畳伊予簾数奇屋縮みに色白のたぼ」
右上の名言集にもいくつか登場する蜀山人の狂歌です。「涼しい」という言葉を一切使わずに夏の暑さの中に見つけた涼しさを表現しています。涼しげなものづくしの中にも、色っぽさを感じます。

「あふち咲くとのもの木陰露落ちて五月雨晴るる風渡るなり」
「新古今和歌集」収蔵の藤原忠良の歌です。楝(おうち)の花と梅雨時の風の組み合わせ。文字だけなのに清涼感が漂うステキな歌です。
栴檀(せんだん)



追記:今年は例年以上に暑い日が続くそうです。よく天気予報で耳にする「平年並み」というのは、過去30年間の平均値のことを言います。2001年から2010年までの間なら1971年から2000年までの平均です。この暑さがいつか「平年」になってしまわないか、心配です。

↓少しでも涼しく感じたら↓
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関連項目:
>>雀入大水為蛤
>>水の器
>>卯の花くたし
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>>途中で消える滝
>>空に向かって落ちる雷
>>ペンギン将棋倒し
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