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猫のオスカーのある一日ドーズ医師はオスカーについて、「彼は普段から人懐っこいわけではありません。エサをやったりすれば寄ってきますが、その程度です」と語っています。
では一体何が、オスカーを命の尽きかかっている人のそばにつなぎとめているのでしょうか。
「動物は、人が普段感じることのできない
微細な化学反応の変化に対して非常に敏感だと考えられる」とリンカーン大学のダニエル=ミルズ教授は言う。
「死を間近に控えた人の体内では体が最期の蘇生を試みるために新陳代謝が活発になり、体温が上昇します。猫はこの変化を察知しているのではないでしょうか」
臭いの化学物質やホルモン、脳波から人の死が近いことを直感的に理解している、と主張する人々もいます。マサチューセッツ州サレムに住む「現代の公認魔女」(?)ローリー=カボット氏は、「オスカーは
『人の親友』としての行動を示しているだけ」という説を唱えています。かつて魔女達と繋がりの深かった猫たちが使うことのできる
精神との会話を行っている、というのです。
「猫の脳波は常にα波であり、β波の状態になることはありません。そして、全ての精神活動はαの状態でのみ行われます。特にα波に敏感なオスカーは人の脳波を読み取ることで人の死が近いことを察知し、その人を癒そうとしているのではないでしょうか。その人が次の世界に安心して向かうことができるように」
実際オスカーは病院の3階から出ることはありません。各階ごとにドアには鍵がかけられているためです。しかしオスカーは患者が息を引き取った後も一緒に寄り添い、葬式の列が行くのを見送るそうです。
病室の前のオスカー
カボット氏の主張に対して、テノ医師はもう少し現実的な方法でオスカーの行動を説明します。
「オスカー自身が不吉な前兆であると考えるのは違います。彼は病院の中で生活することで病院スタッフの動きの法則性を理解し、死が近い患者のいる部屋で行われる終末医療の現場に流れる
暗い空気を癒すため、ベッドの上に登ったり鼻を鳴らしたりするのではないでしょうか」
実際にオスカーが死を予言し、数時間後に家族を亡くした人の中には、猫が最期の時間に傍にいることで大きな癒しが得られた、と話す人もいます。
オスカーのいる介護施設には6匹の猫が飼われていますが、死を予言するような行動をとるのはオスカーだけです。
しかしドーズ医師がオスカーの能力について医学誌で紹介した後、世界中から「似たような力を持つ猫を知っている」という手紙やメールが届くようになりました。
もしかしたら猫にとってはもっと一般的な力なのかもしれません。
参考記事:Daily Mail 7/27
上手く訳せなかったところには(?)をつけました。
死に備えるだけの時間はたくさんあります。しかし、おそらく最期の最期、先が見えるようになる(あるいは見えなくなる)まで、人が自分の死には向き合うのは難しいことだと思います。
オスカーは自分や家族の死の内面と向き合うための準備をする時間をくれるのではないか。
そんなことを考えました。
追記:記事のタイトルは、ドーズ医師が医学誌に載せたコラムの表題から来ています。
↓猫には不思議な力があると感じたら↓

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