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「テオ・ヤンセン 『砂浜動物』」

たまにはアートな話も扱ってみようと思います。
大阪、名古屋の周辺にお住まいの方。
最近某専門学校のCMで、奇妙な「生物」をご覧になりませんでしたか?

たくさんの骨組みに無数の脚。
人の身長ほどもある巨大な体。
そして奇妙な動く羽。

彼らこそが今回ご紹介する「strandbeest=砂浜動物」です。

strandbeest


この砂浜動物の生みの親はオランダのテオ・ヤンセン(Theo Jansen)氏。
「動くアート」を目指す芸術家です。

そんなヤンセンさんが現在取り組んでいるのが、海岸に吹く風を利用して自力で歩く動物達の製作です。
まずは見ていただいたほうが早いと思います。

アニマルス・ペルセピエーレ

BMWのCMです。ヤンセンさん自身が砂浜動物について説明しています。

より進んだ砂浜動物達を作り出す過程は、生物の進化の過程によく似ています。より進んだ歩行能力をもつ種が、古い種に取って代わっていくのです。

その骨格を形成する軽くてやわらかいプラスチックは「遺伝子」。
体の各パーツをつなぐチューブ、紐、ゴム、ペットボトルは「神経系」と呼ばれています。

優れた種同士を掛け合わせて、新しい優秀な動物を作り出す作業が今日も続けられています。当初は自力で立っていることすら難しかった砂浜動物でしたが、次第にその安定性や歩行能力は向上していきました。

上でご覧いただいた最新世代のアニマルス・ペルセピエーレにいたっては、風のエネルギーを自分の体内=胃に溜め込み、触角を使うことで周囲の土地の状況や障害物を察知し、方向転換を行うことができるまでに進化しました。
(なんとなく動きがムカデに似ているような気がしますが...↓ヤスデはこちら)
参照:>>世界一脚の数が多い生き物

13.jpg
丘の上には「旧世代」の骨格が残っています

続きます
>>風で動くアート 2
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前回の記事
>>風で動くアート

ヤンセンさんが最初に生み出した動物が、アニマルス・リノセロス・トランスポートです。
サイ(英語でライノセロス)をモチーフにして作られたこの動物は、身長4.7m、体重2tの巨体を誇ります。中に後部座席を持つ種類と、寝室を備えたタイプの2種類がいるそうです。

アニマルス・リノセロス・トランスポート


この巨大な生き物も、最初に人間の一押しがあれば、あとは風の力で自動的に進むことができます。将来はリノセロスに乗って旅をする計画もあるとか。

アニマルス・アンデゥーラ

旧世代の砂浜動物の1つです。

現在は長い時間良い風が来るのを待って、お腹に貯めた風力エネルギーで10分程度動く。そんな気長な段階だそうです。
しかし、生物の進化を地で行く砂浜動物達が人の手を離れて自ら羽ばたく日が来るのはそう遠いことではないのかもしれません。

↓strandbeestに興味のある方はこちら
テオ・ヤンセンさんのウェブサイト:http://www.strandbeest.com/ (英語、オランダ語)
動いてるところや製作風景が見れます。

追記:ヤンセンさんはただの絵画には飽き足らず、動くアートを追求するようになりました。その第1作は空飛ぶソーサー(皿)でした。しかし正体不明の皿がデルフト市内を飛び回ったため、警察沙汰になったそうです

↓動物達が可愛かったら↓
e_02.gif 

関連項目:
>>世界最長の生物
>>LUCA
>>世界一脚の数が多い生き物
>>世界一アゴの割合が大きな生き物
>>おもしろ法律
>>世界最大の自走式機械
>>だまし絵 [1] [2] [3]
>>世界最長の楽曲
>>世界最大のクロスワード
>>脚のない鳥
>>考える人
>>雀入大水為蛤
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