上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
…………………………………………………………………………………………


前回の記事 抜き打ちテストのパラドックス

学生が実施するのは不可能と結論付けたテストは、果たして抜き打ちテストと呼べるのでしょうか。この問題は言葉の意味のすり替えが原因になっています。

今回は抜き打ちテストのことを「前日までに実施されることが予想できないテスト」として考えました。ここから論理学的に「いずれの日においても抜き打ちテストを実施することは不可能」という結論が導かれることに問題はありません。

ところが、先生が言った「予想できない抜き打ちテスト」は「論理学的に『抜き打ちテスト』が行えないことが証明される日に行われたテスト」という意味です。

論理的にテストは不可能と予想した学生からすると、確かに予想外かもしれません。
しかしそれは学生の使った言葉の意味をすり替えてしまっているので、論理学の範囲を逸脱してしまっています。自己言及を含む言い回しの多くと同じように、証明も反証もできない「決定不能な命題」になってしまっています。

また、今回のように「実施することが前日までに予想できないテスト」を抜き打ちテストと考えること自体にいろいろ問題があります。

来週のうちのいずれか、来月中、今学期中など、すべての限られた期間中であれば論理学的に抜き打ちテストは出来ないことになってしまいます。
今回の定義自体には問題はありません。
しかしそれによって実施不可能になるようなテストなら、それは現実問題として間違った定義だ、と言えるでしょう。


追記:高校時代にじぇん君が私に教えてくれた話です。斜陽さんが告知期間の短いテストで苦労しているのをみて思い出しました。

↓抜き打ちテストはイクナイと思ったら↓
e_02.gif 

関連項目:
>>モンティ・ホール問題
>>テセウスの船
>>シュレディンガーの猫
>>ラプラスの悪魔
>>インドの魔術師
>>シャーロキアン
>>プチプチをつぶす心理
>>誕生日のパラドックス
>>ヘンペルのカラス
>>バター猫のパラドックス
>>封筒のパラドックス
スポンサーサイト
…………………………………………………………………………………………



| HOME |

Powerd by ratato
Copyright © 2007 知らなくても生きていける雑学がならぶブログ, All rights reserved.


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。