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前回の記事
>>クロニック・デジャヴ

デジャブに関するおもしろい実験があります。

1)スクリーンに様々な種類の単語群を映し出す

2)数日後、最初に見せた単語のうち半分を含む新しい単語群を見せ、その中から以前見た単語を選ぶ

実験の結果、新しい単語群を映し出す直前に1/200秒程最初に見た単語(既知)を表示したところ、多くの被験者が新しい単語にもかかわらず「前回見た」と誤答することがわかりました。記憶には残っていない単語であっても、意識外のところで「この単語は既知」という能力だけが働いてしまうのです。
私達の記憶を司る能力が簡単に揺さぶられてしまうことがわかります。

以上のように、脳の情報処理過程における一時的な混乱や思い違いがデジャヴを引き起こしているらしい、というのが現在推測されていることです。
しかし既視感自体は非常に短時間の出来事のため、本格的な研究を行うことは難しいと考えられてきました。
参照:>>A10神経

近年になって、このデジャヴを慢性的に感じる人々の存在が明らかになりました。
それがクロニック・デジャブ(慢性的既視感)です。
この人たちにとっては、全ての出来事に既視・既知感が伴っています。

「ある男性がクリニックに来て、『自分は前にもここに来たのに、どうしてまたここにいるのか』と言うわけです。男性は自分がクリニックを訪れた経験があると頑なに信じているだけでなく、私と『初めて』会った時の事を微に入り細にわたって語ったんです。実際には、彼がここに来たことなど無いにも関わらずです」
こう語るのは慢性デジャヴの研究者、クリス=モーリン博士です。

クロニック・デジャヴの特徴は、新しい出来事を既知の経験として捉えるだけでなく、それを正当化するための「もっともらしい情報」を患者自身が「知っている」点にあると博士は言います。

「あるテレビ番組に対して既視感を持っているという夫に、次に何が起こるのか?と妻が聞きました。すると男性はこう答えました。『何でそんなことが私に分かるんだ。私は記憶に問題があるんだ!』」

続きます
>>クロニック・デジャヴ 3
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