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前回の記事
>>雀入大水為蛤

小雪を七十二候で見ると、

初候 「虹蔵不見(にじ かくれて みえず)」
次候 「朔風払葉(きたかぜ このはを はらう)」
    「天気上勝地気下降(てんき じょうとうし ちき かこうす)」
末候 「橘始黄(たちばな はじめて きばむ)」
    「閉塞而成冬(へいそくして ふゆをなす)」

雪いまだ大ならずも、冷え込みが本格化。北風が木の葉を散らし、天地の寒暖が逆になるこの時期には空に陽気もなくなり、虹もあまり見かけなくなる。やがて天地の気が塞がって冬になる。

そんな中でたまに見れる虹はことさら美しい。

 冬の虹うつすらとでもありありと  市川七葉

冬は本来空気の澄む時期であり、空気の層の温度差から星が綺麗に見える時期でもあります。逆に乾燥しているためチリが舞い上げられてしまうこともあるそうですが、何よりも雪が私達を楽しませてくれます。

 ふらずんば空だのめとやうらむべき雪こんこんと人にまたせて  石田未得

そんな冬は寒いので苦手だという方。寒さの中にも暖かさを。

 「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ  俵万智

大好きな歌です。以前付き合っていた人が教えてくれました。


今年の寒さは例年並みという予想ですが、夏の間の猛暑と去年の暖冬の記憶が新しいうちは新鮮な寒さが身にこたえるかもしれません。冬の間は卒業論文の作成に忙しくなるので更新が遅くなると思います。
皆様くれぐれも体調にだけは気をつけてください。


↓気に入った歌があったら↓
e_02.gif 


雀

追記:昔の人たちは雀が蛤になるという表現をとても気に入ったらしく、今でも「雀蛤になる」が俳句の季語として残っています。

 蛤や少し雀のこゑを出す  森澄雄
 蛤になるべく雀砂浴びす  上野一孝

類義語として「蕪は鶉となり山芋は鰻となる(山の芋鰻になる)」があります。
雀が蛤になったり山芋が鰻になる=ありえないことの例えです。
でも発想が好きです。

関連項目:
>>トゲアリトゲナシトゲトゲ
>>世界一脚の数が多い生き物
>>猫のオスカーのある一日
>>脚のない鳥
>>ゾウを冷蔵庫に入れる方法
>>暑い話
>>梅雨
>>水の器
>>卯の花くたし
>>空に向かって落ちる雷
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昔の人は冬の日々の移り変わりをこんな風に表現していたんですね。漢字だけだと難しくて素通りそてしまいそうだけどカッコ内の平坦な言葉での意味を知ると、ものすごく身近なところで季節の移り変わりを見ていたのだということがわかります。
現代の都市部では、風だけが季節を感じる手掛かりかな…なんて思います。
【2007/11/26 16:10】 - ミッチョン #Ouk1KsT2[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2007/11/26 16:11】 - - #[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2007/11/26 16:11】 - - #[ 編集]
「虹蔵不見(にじ かくれて みえず)」
などの
漢文と書き下し文のようなものがセットになっているのはとても好きなんですよ。
(なぜかはわからないが)

でも逆にわかりにくい短歌は拒絶反応です。
>冬の虹うつすらとでもありありと
>「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

このあたりは非常にわかりやすくてグッドです。
古文のテストにもこういう情景が浮かびやすい短歌や俳句が出ればいいなと思います。(切に願う
【2007/11/26 16:12】 - 斜陽 #Ouk1KsT2[ 編集]
>ミッチョンさん
探せば見つかるはずだけどそんな余裕を持つのも難しい、といったところでしょうか。大阪でも都心と田舎とでは差があるものなのですねe-267

>斜陽さん
書き下し分が付いてると安心しますよね~
でも漢文そのものも大体は意味がわかるはずなので、それはそれで楽しいかもです。中国に行ってるような気分になります。

古文は専門ではないのですが、フィーリングですb
すいません、役に立たなくて....e-466e-263
【2007/11/27 16:50】 - まぁくつ #Ouk1KsT2[ 編集]














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