「リスは次の年に実るどんぐりの量を予想している」 ドングリの実る量は年によってかわります。どんぐりの実る量の変化は、森の生き物たちに多くの影響を与えています。
2006年、カナダの研究チームが「リスは次の年に実るドングリの量を予測して繁殖を調節するらしい」と発表しました。
ヨーロッパアカリス

研究チームはカナダ、ベルギー、イタリアなどでドングリを主食とするアメリカアカリスとヨーロッパアカリスを3〜9年にわたって観察。その結果、リス達は過去のドングリ量を判断基準にするというよりも、将来実るドングリ量を予測してそれに見合うように繁殖を調節していることが明らかになったそうです。
ドングリが多く実る前に繁殖率を高めておけば、秋にたくさん実ったときに集団の数が大きくなっています。集団を維持するだけのエサが十分に確保できるわけです。
リスは芽や花粉など植物が繁殖をうながす際に使う物質を感知してどんぐりの量を予想しているのだろう、と博士らは考えています。
2006年12月22日付 Science
りす「らいねんってどうなん?」
りす「なにがぁ?」
りす「なんのはなしぃ?」
りす「らいねんっていつぐらいにくるん?」
りす「どんぐりたべたいわぁ」
「全国栗鼠代表者団栗収穫量予想大会(全栗団)」ではこんな話し合いが行われているのでしょうか。ウチのウサギ達のレベルで考えましたが、リスはもっと賢そうな顔をしてます。
古代ローマの博物学者プリニウスは「リスは嵐がくるのを予知する能力があり、嵐の風上側に巣穴の入り口がある場合は前もってふさぎ、新たに風下側に入り口を作る」と書き記しているそうです。
りすは思ってたよりも賢いのかぁ。
全栗団ではもっと高尚な議論が行われているかもしれません。
追記:「春先のりすの数から秋のどんぐりの量が予想できる」
=「Ns→
GQa」
上の式はおそらく世界で初めて「りすの数とどんぐりの収穫量にはグレンジャー因果性がある」ことを示したものです。一応作ってはみたのですが、それ以上の意味はなさそうです。
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