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前回の記事
>>LUCA

1980年代、DNAとたんぱく質の「ニワトリと卵の問題」を解決する偉大な発見がなされました。それが遺伝情報伝達と化学反応促進という両方の機能を持つリボザイムの発見です。

この発見により、RNAがニワトリと卵、両方の能力を持つ生命の素となりうることがわかりました。
「原始の地球ではまずRNAが出現した。そのうち自己複製と代謝が可能なリボザイムをもつRNAが誕生し、たんぱく質やDNAなどのより複雑な構造を持つ生命へと進んでいった」
これが現在の一般的なRNAワールド仮説です。

rna.jpg
ここからはRNAワールド仮説が正しいとして話を進めます。

ただの物質が生命の機能である自己複製と代謝という能力を持ちうることはわかりました。
では、そんな物質と生命の境界にあたる最初の生物は、どんな生き物だったのでしょうか。

彼、あるいは彼女の名は「LUCA」と呼ばれています。
”Last Universal Cellular Ancester=直近の共通祖先”
センアンセスター、LCA、コモノートなどの名前もあります。
DNA、RNA、たんぱく質の3つを始めて体内に備えた最初の「生命」であり、現在地球上に存在する全ての生物の祖先です。

LUCAの姿形、性質にはさまざまな説があります。
確かなのは、LUCAがリン脂質、あるいはたんぱく質による膜を作ることで自分の体内と外の世界を分離し、生物としての最低限の細胞構造を備えていたということです。体内にたんぱく質などの高分子が囲い込むことでRNAや蛋白質などの濃度が高まり、やがてDNAが作り出されました。

こうしてめでたく自己複製と代謝が可能になったわけです。

2008年1月、アメリカのチームが人工的にDNAを合成することに成功したと発表しました。DNA自体はリン酸と塩基が結合したものなので、その合成は人工的には可能だと考えられてきました。あとはそれをどうやって生命として活動させるのか。

モノから生命までの道のりは長く、遠いようです。


追記:ちなみにLUCAは原核生物に一番近い構造を持っています。これは現在で言うところのラン藻類や大腸菌にあたります。O-157をルカちゃんって呼べばちょっとは馴染みやすくなるでしょうか。

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e_02.gif 

関連項目:
>>テセウスの船
>>アノマロカリス
>>バージェス・モンスター
>>世界一脚の数が多い生き物
>>1秒
>>人食いバクテリア
>>猫のオスカーのある一日
>>ラプラスの悪魔
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大腸菌のことはラッシーというようなのでルカちゃんでもいいかも…でも、ルカ=怖いになってしまうかな(←どこに反応してるんだv-12)
【2007/05/20 17:52】 - ミッチョン #-[ 編集]
>ミッチョンさん
ラッシー懐かしい 笑
「動物のお医者さん」大好きです!
チョビに出会ってから犬が飼いたくなりましたe-134
そして残念ながらルカ=怖いがわかりません;
福音書。。。?
【2007/05/22 14:06】 - まぁくつ #Ouk1KsT2[ 編集]
いや、ごく単純にO157=ルカちゃん=怖い、と…大したこと考えてなくてゴメンなさいe-330
【2007/05/22 22:48】 - ミッチョン #-[ 編集]
>ミッチョンさん
すいません、なんか全然違う方向に全力疾走していました;
ルカにへんなイメージが着くのは避けた方がいいかもです。
でもたしかクララとかいう大腸菌もいたような。。
【2007/05/24 12:21】 - まぁくつ #Ouk1KsT2[ 編集]
いましたね(笑)ラッシーとクララは何か関係があったような…う~~~ん思い出せないe-224
【2007/05/25 00:34】 - ミッチョン #-[ 編集]
>ミッチョンさん
菱沼さんいろいろ飼ってますからねe-251
とりあえずネコのフクちゃん以外は全部大腸菌で、
しかもみんな可愛い名前がついてましたv
【2007/05/25 12:42】 - まぁくつ #Ouk1KsT2[ 編集]














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