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世界で一番有名なウサギといえばピーターラビットです。
1902年にイギリスで発刊されて以来世界中で愛読されています。このほど、その最古の翻訳版が日本で見つかりました。

ピーターラビットは原作者ビアトリクス・ポターが友人の息子に宛てた絵手紙に初めて登場します。1893年9月4日に書かれた手紙だったので、この日はピーターの誕生日とされています。

お母さんとピーター、その妹達

私はウサギが大好きなので、ウチにはピーターラビットのキッチンセットが一式あります。この絵は小皿のデザインでした。

1901年の私家版に続き、1902年にはシリーズ第一作「ピーターラビットのおはなし(ピーターうさぎ、ピーターうさぎのぼうけん)」が出版されました。
その後ピーターラビットシリーズは累計発行部数が全世界で1億5000万部を超える人気作品となり、さまざまな言語に翻訳されました。

これまで他の言語に翻訳されたのは1912年のオランダ語版が最初だといわれていました。しかし今年の4月になって、1906年に発行された「日本農業雑誌」にピーターラビットらしきウサギの話が出てくることがわかりました。

同誌には「耕地整理事業家に望む」という記事に混じって、約6ページの「悪戯な小兎」という「お伽小説」が掲載されていました。

お話は「むかしゝ或る所に...」で始まり、主人公の小兎「旋毛曲がりの我儘者」ペターが母親の言いつけを破って「杢平爺(もくべいじい)」(原作ではマクレガーさん)の畑に野菜を齧りに行く、というピーターラビットの第一作と全く同じ内容です。

ペターの兄弟達にも日本名がついています。「駆落ち者」エロプシー、「始終ふて口をして居る仏頂面」モプシー、「木綿の尻尾」コットンテールです。兄弟達の名前については、「いくら兎としても、斯(こん)な名前は冗談めいていて、眞実(ほんとう)の名のようには思へませぬから、(中略)、兎仲間の言葉の儘で読んで置くことに致しましょう」と、なぜか訳者の感想のようなものまで挟んであります。

さらに、原作と非常によく似た構図の挿絵まで登場します。
ピーターラビット


悪戯な小兎ペター


北京の石〇山遊園地を髣髴させます。
でもどっちとも可愛いので許します。

筆者は松川二郎とされていますが、ミス・ポターの名前は誌面に一切登場しません。翌月号にも四疋の小兎の話は掲載され、「後日譚」として原作「ベンジャミンバニーのおはなし」の内容がそのまま翻訳されています。

当時は著作権に対する意識が薄かったため、原作者には無断で邦訳・掲載されたとみられます。それでもオランダ語訳よりも6年ほど早かったことになり、日本の翻訳文学史からみても注目すべき発見なのだそうです。

現代語版の説明
「ピーターラビットはお母さん、そして3人の妹たちと、森のなかの大きなもみの木の下にある穴に住んでいます。 近くのマグレガーさんの畑に出かけてはしかられていますが、いとこのベンジャミン・バニーと一緒に、ついつい言いつけを破ってしまう、ちょっぴりいけない子です。」

明治時代の日本語訳
「勿論この四疋の小兎は兄弟で、『兎の森』ん中のすぐれて大きい樅の木の根元の穴の中に、阿母さん(おっかさん)と一緒に住んで居ました。兎の森は、その名の通りに兎の澤山住んで居る森で、至る所に小ざつぱりとした...」

おっかさん、いいですね。

本来は外国の作品なのですが、何故か古き良き日本の香りがします。


追記:ミス・ポターは飼っていたウサギに首輪をして散歩させていたそうです。ウサギを飼っている人の間では「うさんぽ」と呼ぶのですが、イギリスの湖水地方ならウサギたちも気持ちよく生活できていたのではないでしょうか。

↓ぺたーが可愛かったら↓
e_02.gif 

関連項目:
>>猫のオスカーのある一日
>>リスとどんぐり
>>ゾウを冷蔵庫に入れる方法
>>ホンソメワケベラ
>>ペットのストレス測定
>>ペンギン将棋倒し
>>トゲアリトゲナシトゲトゲ
>>シャーロキアン
>>雀入大水為蛤
>>バター猫のパラドックス
>>ハムスター雑学
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ピーターラビットですか?
ウサギネタで、マイブログのウサギとかぶりましたね~!それにしても今より100年近く前に、ピーターラビットの日本語版が秘かに?出回っていたというのは、すごい話っす。ところでこの話題のソースは、いったいどこから探してきたのでしょうか?自分もブログネタの写真画像はあちこちから拾い集めてますが、まぁくつさんの情報源は、いったい何処にあるのか・・・?
う~ん、さっぱり謎ですYO~!!
【2007/06/22 20:13】 - 銀四郎 #-[ 編集]
う、うさんぽ…面白すぎます(笑)

ピーターラビットはよく知らないのですが、昔の翻訳は何かしら味がありますよね。
(私は指輪物語の昔の翻訳本が好きなんですけどね)
【2007/06/23 03:47】 - ミッチョン #-[ 編集]
>銀四郎さん
私も記事を書きながら、そういえばかぶったなぁ、と 笑
でもウサギの下僕がやったことなのでご勘弁をe-247e-330
記事のネタは主に本、雑誌、新聞から引っ張ってきています。今回掲載してる画像は、新聞に載ってた写真をデジカメで勝手に撮ってサイズ加工しましたe-441e-263いえね、いけないことは知ってるのですが、あまりにもぺたーが可愛かったもので。。他の記事の画像も本からの無断転写だったり、国外サイトのコピーだったりと、アウト!なことだらけですe-251中国みたいな著作権違反はイクナイ!!

>ミッチョンさん
うさんぽはウサギと生活する人の基本なのですe-247e-415
でもポターさんみたいにウサギに縄つけてる人は見たことないです。。ウサギはご主人と一緒に歩くという感覚が希薄で、気ままに跳んでいってしまいますe-282e-282
そして指輪物語ですか!!私は新しいほうの翻訳で読んだのですが、大好きです。もともと北欧神話が好きなので、かなり興味深く感じました。いつか記事の中で触れたいと思います。
【2007/06/24 23:45】 - まぁくつ #Ouk1KsT2[ 編集]
明治時代の日本語訳たのしい~

ポターさん首輪をつけてもあまり意味ない気がしますよ。あ、もしかして逃げられてもノウサギと区別がつけられるようにしたのかな。うさんぽ中は表情が違うしね。
【2007/06/25 10:13】 - ハム好きM #-[ 編集]
>ハム好きMさん
さすが良くわかっていらっしゃいますe-247
現在のウサギは見るからに「飼いウサギ」な子が多いのですが、ポターさんはグレーとブラウンの「野うさぎ」に近い種類を飼っていたようですe-53日本でウサギを見かけたら交番に届けますが、イギリスだと狩猟の対象ですし。。
最近は胴輪つきのリードを使ってうさんぽしている方が多いようですねe-388ウチの子は完全に畑で放牧なので、うさんぽにはあまり行かないです。なので表情の違いといえば、目がまん丸になるってぐらいしかわからないのですがe-264
【2007/06/25 13:57】 - まぁくつ #Ouk1KsT2[ 編集]
ピーターラビット・・・深いですね( ´・∀・`)へー
日本が初の翻訳かぁ。面白いですね。
今日は何回も( ´・∀・`)へーってうなづいてしまった。ポチ×10

しかも「るー」の写真も更新ですね(^^)v
チェックしてます!!+3
【2007/06/26 12:46】 - 俵-YA!! #-[ 編集]
>俵-YA!!さん
可愛いキャラクター出したらアクセス伸びるかなーと 笑
純粋にうさぎが好きなので取り上げました。
いずれるーの画像も変わっていくと思いますe-247
もっとカメラの技術があれば..
【2007/06/30 11:30】 - まぁくつ #Ouk1KsT2[ 編集]
こんにちは~!
ピーターラビット、私も好きです!!
以前、何で当たったのかは覚えてないですが
家にもキッチンセットあります。
もったいなくて、押入れで眠ってるv-410
ほ~、ピーター君は、ちょっぴりいけない子だったんですね~。
【2007/12/01 18:27】 - ちゃーみー♪ #Ouk1KsT2[ 編集]
>ちゃーみー♪さん
キッチンセットをお持ちなのですか~e-420
ピーターは私にかなり大きな影響を与えたウサギです。
ウチのセットのコップには、「お母さんは風邪をひいたピーターのためにカモミールティーを作りましたが、ピーターは『飲まない!』と頑張っています」と英語で書いてあります。これを7歳のときに読んで以来、「きっとカモミールティーは苦いものなんだ」と思い込み、二十歳を過ぎるまで頑なに飲まなかった、という逸話(本当)があるくらいです。
うーん、いま飲んだらこんなにおいしいものなのに、ピーターに影響されてもったいないことをしてきたものですe-263
【2007/12/01 18:28】 - まぁくつ #Ouk1KsT2[ 編集]














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