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前回の記事
>>心の理論

子どもは人の心を推察できるようになると同時に、自分と他人に対する高度な認識を必要とする欺瞞を覚えるようになります。
ここからが「嘘をつくこと」についての実験です。


1)子どもが興味を示すようなおもちゃを部屋に置く

2)「そのおもちゃには触ってはいけない」と言い聞かせてから子どもを1人部屋に残す

3)しばらくしてから部屋に戻り、おもちゃに触っていないかたずねる

3歳前後の子どもに対してこの実験を行ったところ、88%の子どもがおもちゃに触りました。しかし、あとで聞かれたときに触ったことを認めたのはその3分の1だけで、残りの3分の2の子どもは嘘をつくという結果になりました。

そしてこの嘘をつく傾向は、心の理論=他者の心を推察する能力のテストで良い成績をとった子どもほど強くなります。点数の低かった子どもの56%に比べて、高得点をとった子どもの97%が嘘をついたそうです。心が発達すると嘘をつく確率が有意に高くなっています。

自分と他人の境界を理解し、自分の内部で行われている心の動きを理解する。この自己認識能力が生まれるのと前後して人は欺瞞を覚えるわけです。
これほど低年齢で嘘をつくことを覚えるとなると、人は生まれつき嘘をつくようにできているのではないかとも考えられます。

また自己認識には右脳の働きが強く影響しているといいます。そのため右脳をよく使う左利きの人は、右利きの人よりも嘘を見抜く力が優れているという主張があります。
さらに女性は男性よりも欺瞞の検知に関しては鋭い、と昔からよく言われます。
これらが本当だとすると左利きの女性と付き合っている男性のみなさんは大変そうですね。

嘘がばれた時にはちゃんと相手の心を推察してそれなりのフォローをする必要があります。でも「嘘をつくのは高度な心の理論の現われだから…」とかいう言い訳だけはしないように気をつけましょう。

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関連項目:
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