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プチプチ人がプチプチをつぶしてしまう心理を表す
アフォーダンス。
ここで再びプチプチに目を向けると、ご理解いただけると思います。
柔らかくて安価なポリエチレンシート。
触ると適度に押し返される弾力性。
ポッコリ飛び出た無数のぽっちり。
まさに「つぶしてくれ!」と強くアフォードしていることが判ります。
プチプチのアフォーダンスという事に関して面白い報告があります。
生まれて初めてプチプチを目にした2歳の子どもが、何も教わらないうちにプチプチつぶしを始めた、というのです。
無垢な子どもにまで己をつぶさせるとは....プチプチ恐るべし、です。
プチプチつぶしに興じる子ども
つぶす以外に遊び方があるのかといえば、その通りなのですが。2歳児なんて何与えても遊ぶ盛りですし。
つぶす時に鳴る軽快な音と、無限に繰り返される動作に中毒性のあるプチプチつぶし。気泡緩衝材の最大手・川上産業は5年前から
プチプチつぶし専用プチプチを販売しています。
無数にある気泡の中で、よく見ると1万個に1つの割合ではぁと型が混ざっていたり(見つけた人はプチラッキー)、1日1プチできる「プチプチカレンダー」などのタイプがあるそうです。
さらにこの9月には何回つぶしてもなくならない「
∞プチプチ」(全5色・各819円)を発売するそうです。今回も100回に1回の割合で犬の鳴き声や電話の音などの効果音が出るオマケつきだとか。
プチプチはああいう形だからつぶすのであり、つぶされるためにああいう形になったのではないハズなのですが。
本来の用途とは全く違う方向に進化を続けるプチプチ。
速度記録を狙うため
芝刈りの機能を取り除いた芝刈り機、を思い出しました。
参照:>>
芝刈り機レース↓こっちも1プチッ↓
関連項目:
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世界最大のクロスワード>>
モンティ・ホール問題>>
おもしろ自動販売機>>
心の理論>>
ペンギン将棋倒し>>
考える人>>
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ヘンペルのカラス
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